常滑焼 九十九急須
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九十九（つくも）という名前は九十九歳の祝い「白寿」を願って付けられました。白寿の「白」は百から一を取ると白になることから由来しています。専門家による試飲調査によると常滑焼の急須は、お茶の旨みや甘みが強く感じられ渋みとのバランスが良く、まろやかでコクがあるという結果が出ています。その中でもこの九十九急須は、縁の際まで手作業で開けた茶こし穴・水切れの良いすり鉢状の形状・色合いにこだわって調合した土・素焼きでも水漏れしない高温での焼き締め・お茶の香りを逃さない密封度の高い蓋の摺り合わせなど、職人のこだわりが集大成された逸品です。
◆お茶の香りを逃さない職人のこだわり
間口が広く、茶漉し穴の裏側まで手が入るため、洗うのも容易で清潔に保てます。縁のギリギリまで穴を開けているので「ゴールデンドロップ」と呼ばれる旨みの詰まった最後の一滴までお茶を搾り切ることできます。
本体はすり鉢状なので、お茶が胴に溜まらず無理に手を捻らなくてもたやすくお茶が出切ってくれます。持ち手の裏に付けた窪みのおかげで握りやすく持った感じがしっくり手に馴染みます。 ...もっと読む
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